当院はかかりつけ医(紹介医)と病院担当医が協力して最善の医療を提供する、いわゆる紹介型・共同利用型病院形式の2次病院として昭和61年に開院しました。宗像医師会が設立した他の共同利用施設(介護老人保健施設、市民健診センター、訪問看護ステーション、在宅介護支援センター、育児中の女性を支援するための病後児保育施設などを含めた地域医療センター)の中核施設の役割を果たしています。
病院機能の整備充実により平成12年に本県初の地域医療支援病院の承認を受けました。宗像地域における急性期病院として、地域の皆様や地元自治体の要望に応えなければなりません。内科はほぼ全診療領域に対応して呼吸器・循環器・消化器疾患や糖尿病などの入院診療を担っており、外科は消化器系(上部・下部消化管および肝・胆・膵)疾患を中心とした診療を行っております。放射線科ではCTやMRIなどの高額な精密医療機器を備えて、かかりつけ医から要望される全身の画像検査に迅速に対応しております。また、慢性疾患に対しては腎領域における人工透析センターを運営し、膠原病・リウマチ性疾患診療を充実させるなどの特色を出しつつ、地域に欠かすことのできない専門性の高い医療を提供しています。近年は入院患者に対するリハビリテーション充実に力を入れております。
医師会員が中心となって運営する年中無休の急患センターと連携して、救急医療にも力を注ぐとともに、さらに高度な医療を必要とされる方を3次医療機関に的確かつ迅速に紹介できる緊密な医療ネットワークを広げています。平成22年には老朽化した建物内部の設備や室内環境を整備し、療養環境としてより快適な空間を地域の皆様方に提供できるようになりました。
社会は時代とともに変化し、少子高齢社会を迎えたわが国における医療・福祉・保健の各分野に対する要望も変化しております。皆様の期待に応えるため、地域医療を支える本院は地域の医療機関と力を合わせて、地域の方々が安心して生活できる医療環境づくりに日々努力しています。
引き続き地域の皆様の温かいご支援とご鞭撻をお願い致します。
宗像医師会病院 院長 大塚毅